当保険「こだわり外貨終身(無配当外貨建終身保険(積立利率変動型))」の引受保険会社はマニュライフ生命保険株式会社になります。
この記事ではマニュライフ生命「こだわり外貨終身」のおすすめの人と特約の選び方を紹介しています。特徴や保険料シミュレーションも紹介しているので、手早く知りたい人におすすめです。
こだわり外貨終身の商品概要
※こだわり外貨終身のリスクと費用については、こちらをご覧ください。
非喫煙者は保険料が割安になる
こだわり外貨終身はマニュライフ生命が販売する外貨建終身保険です。タバコを吸わない被保険者の場合、非喫煙者保険料率(ノンスモーカー料率)が適用され、支払う保険料がタバコを吸う被保険者よりも割安になります。
※喫煙歴は、告知に加え所定の検査があります。検査結果等によってはノンスモーカー料率でのご契約をお引き受けできない場合があります。
特定疾病に備えられる
特定疾病保険料払込免除特約(17)を付加すれば、被保険者が保険料払込期間中にガン・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になった場合、以後の保険料の払込が免除されます。保険料の払込免除後に解約返戻金が増加するので、解約返戻金を治療費や療養生活費に充てることができます。(解約すると以後の保障はなくなります。)
●主契約の保険期間の途中でこの特約は付加できません。
●主契約に特別な条件をつけて、ご契約をお引き受けする場合、この特約を付加することはできません。
●ガンについては、ガン責任開始日(この特約の責任開始期の属する日からその日を含めて91日目)以後に所定の状態になった場合が対象となります。
将来の資金として備えられる
こだわり外貨終身は積み立てたお金を運用し、将来の生活資金として備えることができます。積立利率は市場動向に対応してゆるやかに連動する仕組みになっています。
※積立金は、お払い込みいただいた保険料から保険金のお支払いや生命保険の運営に必要な経費等をのぞいて積み立てられます。
また、この保険の契約通貨は、米ドルまたは豪ドルになります。そして、最低保証積立利率は米ドル・豪ドルともに年1.5%です。
※基準積立利率および積立利率はこの保険の実質的な利回りではありません。
こだわり外貨終身の特徴
- 非喫煙者保険料率(ノンスモーカー料率)が適用されるタバコを吸っていない人は、タバコを吸っている人に比べて保険料が割安になる
- 特定疾病保険料払込免除特約(17)を付加すれば、被保険者が保険料払込期間中にガン・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になった時、以後の保険料払込が免除される
- 積み立てたお金は市場動向に対応して緩やかに連動する積立利率によって、運用される
保険料例
条件:基本保険金額100,000米ドル、特定疾病保険料払込免除特約(17)付加
年齢 | 男性(非喫煙者保険料率) | 男性(標準保険料率) | 女性(非喫煙者保険料率) | 女性(標準保険料率) |
---|---|---|---|---|
20歳 | 163米ドル | 179米ドル | 158米ドル | 174米ドル |
30歳 | 191米ドル | 209米ドル | 190米ドル | 210米ドル |
40歳 | 239米ドル | 266米ドル | 232米ドル | 259米ドル |
上記保険料例の保障概要
保障内容 | 概要 | お支払い額 |
---|---|---|
死亡保険金、高度障害保険金【主契約】 | ・責任開始期以後に死亡されたとき、死亡保険金をお受取りいただけます。 ・責任開始期以後に発病した疾病または発生した傷害により所定の高度障害状態に該当されたとき、高度障害保険金をお受取りいただけます。 | 100,000米ドル |
特定疾病による保険料払込免除【特約】 | 被保険者が保険料払込期間中にガン・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態に該当した場合、以後の保険料の払込みが免除されます。 | – |
こだわり外貨終身はどんな人におすすめ?
こだわり外貨終身は、死亡保障を準備しながら、資産形成を検討したい人や、非喫煙者で外貨建保険を検討している人におすすめです。なぜなら、円より高い海外の金利を活用して長期的な備えができると共に、タバコを吸わず所定の条件を満たしている人は保険料が割安になるからです。
また、特定疾病保険料払込免除特約(17)を付加した場合、万一ガン・急性心筋梗塞・脳卒中に罹患し、所定の状態に該当されたときに、以後の保険料が免除されることになります。
そして、保険料の払込が免除になると、解約返戻金が増加しますので、その解約返戻金を受け取り、ご自分の治療に充てる選択も可能です。なお、解約した場合、以後の保障はなくなります。
こだわり外貨終身がおすすめな人
- 万一の死亡保障と将来にむけて資産形成を行いたい人
- 外貨建保険を検討していて、タバコを吸わない人
- 特定疾病(ガン・急性心筋梗塞・脳卒中)に罹患した場合の治療や療養などに準備を行いたい人
特約の選び方
こだわり外貨終身の特約を選ぶ際にチェックしておきたいポイントを専門家が紹介します。
特約の種類
こだわり外貨終身の主な特約は8種類あります。
特約 | 内容 |
---|---|
米ドル特約C型・豪ドル特約C型 | 契約時に契約通貨として「米ドル」または「豪ドル」のいずれかを選択する ※「米ドル特約C型」と「豪ドル特約C型」を重複して付加することはできません。 |
円入金特約 | 契約通貨に応じた為替レートを用いて円に換算して、保険料などを払い込むことができる |
円支払特約E型 | 外貨建の保険金、解約返戻金などを円に換算して支払う |
リビング・ニーズ特約 | 被保険者が余命6か月以内と判断された場合、マニュライフ生命の定める範囲内で死亡保険金の全部または一部を特約保険金として前払いする |
指定代理請求特約 | 被保険者が受取人となる保険金などを、被保険者が請求できない所定の特別な事情(病気やケガで意思表示ができない場合など)があるとき、被保険者の代理人としてあらかじめご指定いただいた「指定代理請求人」がその被保険者に代わって請求できる |
特定疾病保険料払込免除特約(17) | 被保険者がガン、急性心筋梗塞または脳卒中に罹患し、所定の状態に該当したとき、その後の保険料の払込みを免除する ※ガンについては、ガン責任開始日(この特約の責任開始期の属する日からその日を含めて91日目)以後に所定の状態になった場合が対象となります |
無配当年金特約 | 保険金を年金基金として、年金基金を円に換算して年金を支払う |
無配当年金支払移行特約 | 保険料払込期間満了後に死亡保障の全部または一部をかえて主契約の積立金を年金基金として、年金基金を円に換算して、確定年金で支払う |
※こだわり外貨終身には、円入金特約があらかじめ付加されています。
今回ご紹介したい特約
特定疾病保険料払込免除特約(17)と円支払特約E型の2つがおすすめです。特定疾病保険料払込免除特約(17)はガン・急性心筋梗塞・脳卒中になり、所定の状態に該当したとき、以後の保険料の払込が免除されます。
特定疾病にかかった場合、以後の支出を減らしたい人におすすめです。
円支払特約E型は、外貨建の保険金や解約返戻金などを円に換算して受け取ることができます。日本にいる以上、支払いは円を使うことがほとんどなので、おすすめの特約です。
※この特約を付加して、円に換算してお支払いする保険金額などは、この特約の為替レートの変動に応じて、変動(増減)します。したがって、「お支払い時点の為替相場で円換算した保険金額など」が、「お払い込み時点の為替相場で円換算した保険料の総額」を下回ることがあり、損失が生じるおそれがあります。
※為替手数料として、米ドルは「契約通貨のTTM-1銭」、豪ドルは「契約通貨のTTM-3銭」となります。
こだわり外貨終身でご紹介したい特約
- 特定疾病保険料払込免除特約(17)を付加すれば、被保険者が保険料払込期間中に、ガン・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になったとき、以後の保険料の払い込みが免除される
※ガンについては、ガン責任開始日(この特約の責任開始期の属する日からその日を含めて91日目)以後に所定の状態になった場合が対象となります。 - 円支払特約E型を付加すれば、外貨建の保険金や解約返戻金などを円に換算して受け取ることができる
解約返戻金の受取時に、海外への移住が決まっている人などは、円支払特約E型を付けずに外貨建で受け取るのがおすすめです。
保険料シミュレーション(2022年8月現在)
ケース1:30歳男性の保険料
条件1(非喫煙者保険料率)
死亡保険金/高度障害保険金 | 100,000米ドル |
保険期間 | 終身 |
保険料払込期間 | 30年満了 |
付加する特約 | 特定疾病保険料払込免除特約(17) |
払方 | 口振扱月払 |
保険料 | 月払191米ドル |
条件2(標準保険料率)
死亡保険金/高度障害保険金 | 100,000米ドル |
保険期間 | 終身 |
保険料払込期間 | 30年満了 |
付加する特約 | 特定疾病保険料払込免除特約(17) |
払方 | 口振扱月払 |
保険料 | 月払209米ドル |
ケース2:30歳女性の保険料
条件1(非喫煙者保険料率)
死亡保険金/高度障害保険金 | 100,000米ドル |
保険期間 | 終身 |
保険料払込期間 | 30年満了 |
付加する特約 | 特定疾病保険料払込免除特約(17) |
払方 | 口振扱月払 |
保険料 | 月払190米ドル |
条件2(標準保険料率)
死亡保険金/高度障害保険金 | 100,000米ドル |
保険期間 | 終身 |
保険料払込期間 | 30年満了 |
付加する特約 | 特定疾病保険料払込免除特約(17) |
払方 | 口振扱月払 |
保険料 | 月払210米ドル |
マニュライフ生命の特徴
マニュライフ生命は、カナダで設立した世界有数の大手金融サービスグループ、マニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーションの一員として、1999年日本で事業を開始しました。2021年3月31日現在、保険契約件数159万2千件に上り保有契約高は12兆8,507億円となっています。
まとめ
こだわり外貨終身はタバコを吸わない人、万一の死亡保障と将来の資産形成を行いたい人におすすめです。しかし、解約返戻金や保険金を受け取る際、急激な円高になれば損失が発生する場合もあるので注意が必要です。
この記事の要点
- タバコを吸わない人、万一の死亡保障と将来の資産形成を行いたい人へおすすめ
- 特約は「特定疾病保険料払込免除特約(17)」がおすすめ
当ページは商品の概要を説明しています。詳細は、「商品パンフレット」「契約締結前交付書面(契約概要/注意喚起情報)」「ご契約のしおり/約款」「設計書」を必ずご確認ください。
【募集代理店】株式会社エコスマート
募集代理店の担当者(生命保険募集人)は、お客さまとマニュライフ生命の保険契約締結の媒介を行う者で、保険契約締結の代理権はありません。したがって、保険契約はお客さまからの保険契約のお申込みに対してマニュライフ生命が承諾したときに有効に成立します。
MLJ(営教)22080675