保険相談のおすすめランキングTOP10【2025年8月】徹底比較

保険の加入や、見直しを検討しているときに便利なのが保険相談です。しかし、「選択肢が多すぎて、どこがいいかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では対応エリアが全国の保険相談について比較したランキングを作りました。選び方のポイントや注意点も解説しているので、参考にしてください。

Information

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保険相談おすすめランキングTOP10

ここでは、対応エリアが全国の保険相談10社を比較したランキングを紹介します。

順位は、「相談方法」「取扱保険会社数」「資本金」「創業年数」の各項目について5点満点で採点し、総合評価の高い順に掲載しています。

順位サービス名総合評価相談方法取扱保険会社資本金創業年数
1位保険クリニック5.0店舗・訪問・オンライン・電話約50社13億5,478万円1995年7月
2位保険見直し本舗4.75店舗・訪問・オンライン・電話約40社1億円2001年
2位保険市場
4.75
店舗・訪問・オンライン96社33億3,721万2,000円1995年10月
4位マネードクター4.25店舗・訪問・オンライン43社19億2,180万円2009年12月
4位ほけんの窓口4.25店舗・オンライン約40社5億円1995年4月
4位保険deあんしん館4.25店舗・オンライン40社以上1億円2000年8月
4位ほけん110番4.25店舗・訪問・オンライン40社以上1億円2006年7月
8位ほけんのぜんぶ4.0訪問・オンライン・電話約40社8,520万2005年9月
9位ほけん百科3.75店舗・オンライン約30社1億円2009年10月
10位保険見直しラボ3.5店舗・訪問・オンライン約40社3,000万円2009年10月

1位 保険クリニック

保険クリニック店舗外観

保険クリニックのポイント

  • 独自の比較・分析システム「保険IQシステム」で保険商品を簡単に比較できる
  • 5つのマスター資格「マスター制度」を導入
  • 全国約280店舗を展開。安心の実績

保険クリニックは、全国に約280店舗を展開する保険相談です。日本初となる来店型の保険ショップとして1999年にオープンし、株式会社DRCによるインターネット調べでは、「おすすめしたい保険ショップランキング」で総合1位を獲得しています。

強みとしているのは、保険クリニック独自の比較・分析システムである「保険IQシステム」です。保険IQシステムでは、利用者の希望の条件から、マッチした保険商品が表示され、保障内容や保険料などを一覧で比較することができます。

実際に利用したユーザーの声を見てみると、「希望通りの保険に乗り換えられた」といった声が多くあがっています。独自のシステムによる分かりやすい説明が選ばれる理由となっているようです。細かい部分まで比較して保険契約をしたいといった方にぴったりです。

料金無料
相談形式店舗・訪問・オンライン・電話
店舗数約280店舗
対応エリア全国
取扱保険会社約50社
FP資格保有率72.8%(2022年6月時点)
運営元企業株式会社アイリックコーポレーション
設立日1995年7月
資本金13億5,478万円

2位 保険見直し本舗

保険見直し本舗のポイント

  • 店舗数が350店舗を超え、全国に店舗がある
  • 魅力的なキャンペーンを展開しており、保険相談でギフトがもらえる
  • FPはベテランの方が多く在籍し、保険以外のお金に纏わる話の知識も豊富である。

保険見直し本舗は信頼性が高く、専門的なアドバイスが受けられるサービスです。多くの利用者から好評を得ており、保険の見直しや新規加入を検討する際には非常に有益です。特に、FPが多く在籍しており、個々の状況に応じた最適なプランを提案してくれます。

保険見直し本舗は無料保険相談が充実している点が評価されています。利用者は、専門家からのアドバイスを受けながら、自分に適した保険を見つけやすくなっています。口コミからも、親身なサポートが多くの人に支持されていることが分かります。

料金無料
相談形式店舗・訪問・オンライン・電話
店舗数約350店舗
対応エリア全国
取扱保険会社約40社
FP資格保有率非公開
運営元企業株式会社保険見直し本舗
設立日2020年12月(2001年に前身会社を創業)
資本金1億円

2位 保険市場

保険市場のポイント

  • コンサルタントを指名できる
  • 取扱保険会社数96社と他社と比較してもかなり多い
  • 業界初!アバター保険相談ができる

保険市場は、株式会社アドバンスクリエイトが運営する保険相談です。株式会社アドバンスクリエイトは、1995年に創業し、2022年に東京証券取引所プライム市場に上場した歴史のある会社です。

取扱保険会社数が96社と他社よりかなり多いことが特徴です。定番な保険商品は他の相談窓口でも取扱いがあったりしますが、保険市場ではピンポイントなリスクに備えることができます。

利用者の声では、「何を一番最優先したいのかを聞いてくれた」という評価があるように、多くの保険商品から最適な商品を提供するために、丁寧なヒアリングをしているようです。保険商品が多い分、「このリスクに備えたい」といった希望がある状態で相談するのに適しています。

料金無料
相談形式店舗・訪問・オンライン
店舗数11店舗※
対応エリア全国
取扱保険会社96社
FP資格保有率非公開(コンサルタントプロフィールページで保有資格を公開)
運営元企業株式会社アドバンスクリエイト
設立日1995年10月
資本金33億3,721万2,000円
※直営店舗

4位 マネードクター

マネードクターのポイント

  • FP資格保有者1,680名MDRT会員888名
  • 保険以外にも、老後・資産運用・家計の見直しなど、お金のことはなんでも相談できる
  • 最短で「当日」相談が可能

マネードクターはFP資格保有者が1,680名と、多くのFPが在籍する保険相談です。店舗も拡大中のため、利便性がアップしています。面談は、最短で当日可能なため、急ぎの方にも適しています。

利用者の声では、保険の話だけではなく将来の状況までヒアリングしてくれたことを評価されている方がいました。

マネードクターでは、「マネードクタープレミア」というファイナンシャルプランナー(FP)が最適なマネープランをアドバイスするお金の総合サービスを実施しています。保険はもちろんのこと、家計の見直しや貯蓄計画、将来のキャッシュフロー診断といった人生設計、資産形成などお金に関わるあらゆることを無料で相談できます。

料金無料
相談形式店舗・訪問・オンライン
店舗数170拠点以上※
対応エリア全国
取扱保険会社43社
FP資格保有率98.0%
運営元企業株式会社FPパートナー
設立日2009年12月
資本金19億2,180万円
※支社などの拠点含む。2025年2月現在

4位 ほけんの窓口

ほけんの窓口店舗外観

ほけんの窓口のポイント

  • 来店型ショップで700店舗以上と国内最大規模
  • 有名芸能人を起用したCMは認知度が高い
  • リアルタイムで店舗の予約の空き情報が確認可能で、24時間いつでも予約ができるので、忙しい方もスキマ時間で利用しやすい。

ほけんの窓口は全国に700店舗以上展開する保険相談です。ほけんの窓口グループ株式会社が運営しており、業界最大級の店舗数を誇ります。事前に予約をしたほうがスムーズですが、空き枠があれば、予約無しでの相談も可能です。

口コミでは、アフターサポートの充実さや、無理な勧誘がない点が特に好評です。専門的な知識を持ったスタッフが多数揃っており、安心して話せる環境が整っています。

料金無料
相談形式店舗・オンライン
店舗数700店舗以上
対応エリア全国
取扱保険会社40社
FP資格保有率非公開
運営元企業ほけんの窓口グループ株式会社
設立日1995年4月
資本金5億円

4位 保険deあんしん館

保険deあんしん館のポイント

  • Google口コミ平均4.0点以上と高い
  • 大手保険会社である第一生命の子会社が運営しており、基盤・制度がしっかりしている
  • お客様の声を非常に大事にしており、公式サイトへのクチコミ掲載数は500を超え、お客様の写真付きはかなり珍しい

保険deあんしん館は、アセットガーディアン株式会社が運営する保険相談です。大手保険会社である第一生命の100%子会社になるため、運営母体がしっかりしています。

お客様の声を特に重視しており、公式サイトへの口コミ掲載数は500を超え、写真付きでの掲載です。各店舗のGoogle口コミも平均4.0点を超えています。

利用者の声によれば、保険deあんしん館では信頼できるアドバイザーによるサポートが魅力で、特に保険選びに不安を感じる方にとって心強い存在となっています。具体的には、専門知識を持ったスタッフがしっかりとヒアリングを行い、適切な商品を提案するため、多くの人々が安心感を得ているようです。

料金無料
相談形式店舗・オンライン
店舗数13店舗
対応エリア全国
取扱保険会社40社以上
FP資格保有率100%
運営元企業アセットガーディアン株式会社
設立日2000年8月
資本金1億円

4位 ほけん110番

ほけん110番店舗外観

ほけん110番のポイント

  • 店舗に加え、訪問型サービスを提供
  • 40社以上の豊富な取扱保険会社
  • 大手国内保険会社である日本生命グループの一員であり信頼感がある

ほけん110番は、全国に約123箇所展開する保険相談です。2017年に日本生命グループの一員となり、より安心して相談できる環境が整いました。

店舗型と訪問型を組み合わせ、来店が難しい場合でも自宅やカフェで相談可能です。無料で何度でも利用でき、専門スタッフが丁寧かつ中立的に対応し、無理な勧誘がない点が特徴。

その裏付けとして、2023年・2024年のオリコン顧客満足度ランキングで総合1位を獲得し、実際の利用者からの高い評価を得ています。

料金無料
相談形式店舗・訪問・オンライン
店舗数123か所( 2025年7月時点)
対応エリア全国
取扱保険会社40社以上
FP資格保有率非公開
運営元企業株式会社ほけんの110番
設立日2006年7月19日
資本金1億円

8位 ほけんのぜんぶ

ほけんのぜんぶのポイント

  • 子育て関連イベントに出店した実績多数あり
  • スタッフは、FP取得率100%!あらゆるお金のことを相談できる
  • 47都道府県すべてのエリアをカバー

ほけんのぜんぶは、株式会社ほけんのぜんぶが運営する保険相談です。スタッフのFP取得率は100%を誇り、各種スキルアップ等の研修に力を入れています。

多くの子育て関連イベントに出店した実績があり、子育て世代向けに特に力を入れている点がポイントです。

利用者の口コミでは、バランスの取れた提案や幅広い対応が高く評価されており、幅広い視点から解決策を提案する保険相談として知られています。

料金無料
相談形式訪問・オンライン・電話
店舗数約20拠点
対応エリア全国
取扱保険会社約40社
FP資格保有率100%
運営元企業株式会社ほけんのぜんぶ
設立日2005年9月
資本金8,520万円

9位 ほけん百花

ほけん百花のポイント

  • 住友生命保険相互会社 (100%)の子会社である
  • 店舗数は約80店舗。駅・商業施設・路面とアクセスが良い立地にある
  • スタッフの9割が女性。女性特有のセンシティブな悩みも相談しやすい

ほけん百花は女性スタッフが中心となって運営されている保険相談です。スタッフの9割以上が女性のため、男性には話しにくい女性特有の病歴や悩みも気軽に相談しやすい体制が整っています。

利用者の声では、「相談員の質が高く、初心者にも優しい」と評価されています。また、相談者のニーズに応じた柔軟な対応が支持されています。幅広い保険商品を扱っていることから、多様な選択肢を提供できる点も大きな魅力です。

全国に約80店舗あり、多くの店舗はショッピングモールの中にあるため、気軽に立ち寄りやすいという利点もあります。

料金無料
相談形式店舗・オンライン
店舗数約80店舗
対応エリア全国
取扱保険会社約30社
FP資格保有率92,4%
運営元企業いずみライフデザイナーズ株式会社
設立日2009年10月
資本金1億円

10位 保険見直しラボ

保険見直しラボのポイント

  • 業界歴平均「17.3年」でFPの経験値が高い
  • 約40社の保険商品をオーダーメイドで提案
  • 「イエローカード制度」でコンサルタントの変更が可能

保険見直しラボは株式会社Jリスクマネジメントが運営する保険相談サービスです。形式としては、訪問型がメインですが、全国各地にある支社でも相談することができます。

保険見直しラボは経験値の高いFPが多く在籍する点を強みとしています。業界歴平均「17.3年」の経験値の高いFPなので、保険だけではなく、お金全般の困りごとを相談することができます。また、万が一過度な営業行為があったらコンサルタントを変更することができる「イエローカード制度」を導入していることを明言していますので、安心して相談ができます。

利用者の口コミを見ると、「担当の方が雰囲気良く丁寧に相談にのってくれた」ことが多く評価されています。

料金無料
相談形式店舗・訪問・オンライン
店舗数約70拠点
対応エリア全国
取扱保険会社約40社
FP資格保有率100%(入社1年後から計測)
運営元企業株式会社Jリスクマネージメント
設立日2009年10月
資本金3,000万円

保険相談とは?サービスの概要

保険相談は、保険に関することを相談できるところです。多くの場合、複数の保険会社の保険商品を取り扱っており、顧客の希望を聞きながら適切な保険商品を提案してくれます。

相談の形式は3タイプ

相談形式は、主に次の3つです。

  • 訪問型
  • オンライン型
  • 店舗型

「訪問型」は、自宅やファミレスなど指定の場所まで相談員が来てくれます。店舗に出向くための時間や交通費がかからないので、仕事や子育てで店舗に行く時間が取りにくい方に適しています。

「オンライン型」は、インターネット上でのWEB面談になります。自宅で時間になったらインターネットに繋ぐだけで、利用可能です。自宅にインターネット環境さえ整っていれば、訪問型よりもさらに気軽に相談できます。

「店舗型」は、店舗に直接出向いて相談する方法です。駅の近くやショッピングモールに併設されている場合が多いため、買い物や仕事の帰りに気軽に立ち寄ることができます。

メリットは複数の保険商品の比較が簡単にできること

保険相談を利用するメリットは、複数の保険会社の保険商品を簡単に比較できることです。企業によりますが、取り扱っている保険会社数は、30社~多いところでは50社以上のところもあります。保険会社の営業担当に保険のことを相談すれば、その会社の保険商品しか選べません。

しかし、保険相談であれば一度にたくさんの保険会社の保険商品を比較し、最適なものを組み合わせて加入できます。サービスによっては、「生命保険」「医療保険」「がん保険」などの分野だけではなく、「火災保険」「自動車保険」「ペット保険」などの分野についても相談に乗ってもらえるところもあり、幅広い商品の相談ができることが魅力です。

デメリットは相談員が完全なる中立の立場ではないこと

保険相談の相談員が完全なる「中立」の立場ではない可能性がある点は、デメリットと言えます。

運営会社は、保険会社と保険を販売するための「代理店契約」を結んでいる保険代理店です。提携先の保険会社の商品を販売したときに保険会社から支払われる「販売代理手数料」で運営されています。つまり、保険会社と相談に来る人との契約を取り次ぐ役割があるのです。そのため、無料で行うことができます。

相談員はボランティアではありません。相談に来た人が保険に加入することで、保険会社から販売手数料を受け取れるため、保険に加入してもらえるような提案をすることは当然です。保険会社からの販売手数料の金額は、保険会社や商品により異なり、相談する側はわかりません。保険会社の新商品やイチオシ商品の販売手数料が高い商品を推奨される可能性があります。

保険会社、独立系FPとの違い

保険の相談先としては、「保険相談サービス」のほか、「独立系FP」や「保険会社」があります。

独立系FP(ファイナンシャルプランナー)は、保険相談サービスとは異なり、特定の保険会社と代理店契約を結んでいないため、より中立的な立場で幅広い保険商品を提案できる点が強みです。ただし、相談料として1回あたり5,000~10,000円程度かかることが一般的です。総合的な資産設計を求める人に適しています。

一方、保険会社は自社の保険商品のみを扱い、専門知識が深く、アフターサービスが充実している場合がありますが、他社商品との比較ができないため選択肢が限られます。特定の保険会社を信頼する人に向いています。

どこの相談先がいいかは、保険商品の比較の必要性、予算、ライフプランへの重視度に応じて判断しましょう。

保険相談独立系FP保険会社
特徴複数社の商品を比較・提案独立して幅広い商品を提案自社商品のみ販売
費用無料(手数料で運営)有料(相談料)無料
適している人複数商品を比較したい人総合的な資産設計を求める人特定保険会社を希望する人

保険相談の選び方のポイント

保険相談といっても、相談の形式や取り扱っている保険商品もさまざまです。ここでは、選ぶ際に押さえておきたい4つのポイントを厳選しました。

  • 相談のしやすさ
  • 相談員の資格や経験年数
  • 取扱保険会社の数
  • アフターフォロー体制

以下、それぞれのポイントを詳しく解説します。

相談のしやすさ

保険相談は、保険商品の契約までに複数回の相談が必要な場合がほとんどであるため、相談のしやすさが重要な比較ポイントとなります。

外出が難しい方には、「オンライン相談」や「訪問相談」に対応したサービスを選ぶのが良いでしょう。店舗で相談する場合、相談場所までの移動手段や移動時間を含めた時間の確保が必要です。一方、オンライン相談や訪問相談なら、移動の必要がありません。

「店舗相談」を希望する方は、店舗数が多い保険相談サービスを選ぶと安心です。引っ越しした場合でも、転居先で新たに相談先を探す必要がなく、これまでの相談履歴や保険加入の経緯を把握している窓口で、引き続き相談を受けられるためです。

相談員の資格や経験年数

よりよい相談をするためには、相談員の資格や業界経験年数などを確認するとよいでしょう。どちらも、公式サイトの相談員プロフィールなどに書いてある場合が多いです。どんな人が在籍しているのか、どんな資格を持っている人なのかを相談前にホームページなどで確認しましょう。

お金や保険に関する知識の目安となる、代表的な「FP」と「MDRT会員」について解説します。

FP(ファイナンシャル・プランナー)
FPとは、家計のお金に関する知識を幅広く備えた「家計のお金の専門家」です。FP資格の種類は、大きく分けて2つ。検定試験を受けて資格を取得する「FP技能検定(3級~1級)」と、継続的に知識をアップデートしてく「CFP・AFP資格」になります。「AFP資格」には「FP技能検定2級の合格」が要件のひとつになり、「AFP資格」の上位資格が「CFP資格」になります。
※参照先:日本FP協会「FPの資格と検定の種類」より

MDRT会員
MDRTとは、世界中の生命保険と金融サービスの専門家が集まるグローバルな組織です。約70か国の会員が所属しています。知識や成績はさることながら、顧客のメリットを一番に考え顧客の立場になったサービスが求められています。国際的な会議や研修などが実施され、知識やサービスの向上に努めている金融サービスのエリートです。
参照先:一般社団法人MDRT日本会より

保険商品に関する資格の他にも、各保険相談の口コミが「相談員の質」を見極める重要な役割を果たしています。どんなに専門的な知識を持っていても、知識の押し売りになってしまうと「よい相談」ではありません。相談者のメリットを一番に考えた対応をしてくれるかを見極めるためには、

  • 相談者の話や希望をしっかり聞くなどして「相談者からの信頼」を得ているか
  • 「相談者が満足」しているか

などをポイントにして、相談者の心情が書かれている口コミをチェックしてみるといいでしょう。

取扱保険会社の数

取扱保険会社の数が多ければ、保険の組み合わせや比較対象が多くなりますので、自身に合った保険と出会いやすくなります。ただし、選択肢が増えすぎて選ぶのに時間がかかったり、結局どれがいいのか分からなくなる可能性もありますので、相談時は注意が必要です。

アフターフォロー体制

保険を契約するだけではなく、その後のアフターフォロー体制も確認しましょう。

保険の加入期間は、多くは長期間になります。その間に、結婚して家族が増えたり家を買ったり、転職したり様々な変化が起こるため、定期的な見直しが必要です。ほかにも、ケガや入院で給付金を請求したり満期を迎えたり。加入後もいつでも相談できる仕組みや、気軽に再度相談ができる仕組みが整っていることが重要です。

保険相談を利用する際の注意点は?

保険相談を利用する際には、よりスムーズに自分に合った保険を見つけるために、次の3点を意識するといいでしょう。

  • 保険証券を準備しておく
  • 納得ができるまで加入しない
  • 目的意識を持つ

ひとつずつ、詳しく解説します。

保険証券を準備しておく

既に加入済みの保険がある場合は、保険証券を準備しておきましょう。確定申告やサラリーマンの年末調整の時期に送られてくる「保険料控除証明」に、保障内容のお知らせが同封されている場合もあります。現在の保障内容がわかれば、足りない部分を正確に把握できます

また、コンサルティングでは、家庭の資産状況を聞かれることもあるので、どの程度開示しても良いか夫婦で事前に決めておくとより安心です。

納得ができるまで加入しない

一番重要なことは、自分が納得できる保険に加入することです。勧められるがままに加入したり、なんとなく加入したりすると、後になってから後悔してしまう可能性もあります。保険料を払うのも保障を受けるのも、あなたとあなたの家族です。少しでも疑問やわからないことがある場合は、担当者にとことん質問しましょう。

また、複数の保険相談に行く方が得られる情報も多いので、加入を焦らす担当者にあたったら他のところに行くくらいの気持ちでいた方が、自分の納得できる結果を得られると思います。

目的意識を持つ

保険相談では、たくさんの保険会社のたくさんの保険商品を取り扱っています。その中から最適な保険商品を選ぶには、相談員と会話し「目的」をはっきりさせることが重要です。何のための誰のための保険か。いつどのくらいの保障を希望しているか、保険料額の目安など、保険に加入する「目的」をはっきりさせておくことで、過剰に加入したり、万が一の時に足りなかったりというリスクを減らせます。

保険相談を利用するのに最適なタイミング

保険相談の利用をするのに最適なタイミングは、ライフステージが変化したときです。生活していく中で、就職や結婚、出産などたくさんの変化を経験します。それぞれのタイミングで生活スタイルも大きく変わるので、保障金額も変わり、保険の見直しが必要です。具体的には以下のようなタイミングがあります。

  • 結婚・離婚
  • 妊娠・出産
  • 親や親族の同居
  • 子どもの進学や独立
  • 退職
  • 家族の逝去
  • 住宅の購入・売却

また、加入済み保険の更新時期には、保険料が高くなるものもあります。保険に加入した当時と生活環境や健康状態が変わっている場合があるかもしれないので、更新時期をきっかけに、現在の保険内容を見直すために保険相談を利用するのも1つの手段です。

ただし、保険期間が終わる日を迎えると、自動で更新手続きがされたり更新できなくなったりする場合もあります。相談するならば更新満了日から逆算して、余裕を持った日程で利用しましょう。