この記事では専門家が独自に評価した、おすすめのゴルフ保険やお得で安いプランを紹介しています。保険の仕組みや、メリット・デメリット、どんな人におすすめか解説しています。
ゴルフ保険を探していると、こんなお悩みありませんか?
手厚い保障で安い保険プランはないの?
いまから申し込んで明日のゴルフに間に合うかな
そんなお悩みを解決するために、この記事では保険の専門家が10項目以上の観点から比較したおすすめの保険やお得で安いプランを紹介します。
ゴルフ保険とは
ゴルフ保険とは、ゴルフ中のアクシデントに備える保険です。治療費や損害賠償金に加えて、ホールインワンのお祝いにかかる費用なども補償されます。
ゴルフ保険のポイント
- ゴルファーのためのスポーツ保険
- 治療費や損害賠償金、ホールインワンのお祝い費用を補償する
- 1日単位で加入ができる
一緒に検討したほうが良い保険
ゴルフ保険を検討する場合、レジャー保険もあわせて検討しましょう。レジャー保険はゴルフを含め、すべてのレジャーを幅広くカバーします。
ほかの保険との比較
保険名 | 特徴 |
---|---|
レジャー保険 | ゴルフ以外のレジャーも楽しむ方向け |
レジャー保険は、ゴルフ以外にスキー・スノーボードやハイキングも対象です。ただしゴルフ保険に比べて保険料は高めです。
ゴルフ一筋の人はゴルフ保険で備えて保険料を抑えるのがおすすめです。
ゴルフ保険はこんな人におすすめ
ゴルフ保険はこのような条件に当てはまる人におすすめです。
ゴルフ保険がおすすめな人
- ゴルフ中の損害に対する補償プランがほしい人
- ゴルフが趣味な人
- ゴルフにかけるお金が限られている人
- ホールインワンをしたら盛大に祝いたい人
1日限定のゴルフ保険の保険料は300円~700円程です。保険期間が1年のゴルフ保険の保険料は2000円~4000円程です。それぞれの安い料金で比べると、1日限定のゴルフ保険に7回加入したら1年補償の保険料を上回ります。
2ヶ月に1回ほどゴルフをする人は1日限定、必ず月に1回以上ゴルフをする人は1年補償のゴルフ保険がおすすめです。
ゴルフ保険の補償の種類
ゴルフ保険の補償は、大きく4つにわけられます。
ゴルフ保険の補償
- 賠償責任補償
- 傷害補償
- ゴルフ用品の補償
- ホールインワンの費用補償
賠償責任補償とは
ゴルフ中に人や物に危害をあたえてしまったときの補償です。打ったボールやスイングしたクラブが人にあたると、大ケガにつながります。
賠償金は高額になりやすいので、少なくとも1億円の補償は用意しましょう。
大学ゴルフ授業研究会の調査によると、325カ所のゴルフ場において1年間で発生したゴルフ事故は62件です。全国には2000カ所ほどのゴルフ場があるので、年間380件ほどのゴルフ事故が発生しています。
全国のゴルフ事故件数
【参照】大学ゴルフ授業研究会 2017年3月9日「ゴルフ場における事故の実態と予防対策」
傷害補償とは
ゴルフ中に自分がケガしたときの補償です。コースで転んだ場合や人の打ったボールがあたった場合のケガに備えられます。
ゴルフ用品の補償
ゴルフ道具が壊れたり、盗まれたときの補償です。自分のゴルフ道具だけでなく、他人のゴルフ道具を壊してしまった場合も補償されます。
ただし時価額で保険金が支払われるので、買ったときの金額では補償されません。
時価額とは
同じものを新たに購入したときの金額から使用による消耗分を差し引いた金額
ホールインワンの費用補償
ホールインワンやアルバトロスを達成すると保険金が受けとれます。ただしキャディや目撃者がいないなど、達成した証拠がないと原則保険金は支払われません。
ゴルフ保険のメリット
ゴルフ保険のメリットは主に2つあります。
ゴルフ保険のメリット
- メリット1:手軽に加入できる
- メリット2:ゴルフをしていれば自宅でも補償される
メリット1:手軽に加入できる
ゴルフ保険はコンビニやスマホから、簡単に加入できます。いきなり友達からゴルフに誘われた場合にも即日で対応できます。
1日限定のゴルフ保険だと、ワンコイン程度で入れるものが多いです。
メリット2:ゴルフをしていれば自宅でも補償される
自宅でのゴルフのトラブルも補償されます。例えば自宅の庭で練習中、誤ってボールを飛ばし隣家の窓ガラスを割ってしまった場合の弁償代をカバーします。
ゴルフ保険のデメリット
ゴルフ保険のデメリットは主に2つあります。
ゴルフ保険のデメリット
- デメリット1:コストがかかる
- デメリット2:ホールインワンの目撃者がいなければ補償されない
デメリット1:コストがかかる
1日限定のゴルフ保険だとワンコインくらいの保険料ですが、月に何度も加入すると費用がかさんで大きくなります。
月に1回以上ゴルフをする場合は、1年補償で加入する方が割安です。
デメリット2:ホールインワンの目撃者がいなければ補償されない
ホールインワンやアルバトロスの費用補償は、達成したときに目撃者がいないと保険金は支払われません。
ホールインワン補償の条件
- 日本のゴルフ場でのプレイ
- 同伴していたキャディさんや友人などの目撃証言がある
キャディさんがいない場合は、ゴルフ場のスタッフや前後のパーティのプレイヤーによる証言があれば補償されます。
実際の保険金請求には、目撃者の署名と押印がされた証明書が必要です。
ゴルフ保険の選び方
ゴルフ保険のプランを選ぶ際にチェックしておきたいポイントを専門家が紹介します。
1.短期間での加入ができるか
ゴルフ保険には、1日だけ加入できる保険があります。ゴルフをあまりしない人は、必要な日数だけ加入すればコストを抑えられます。ただし毎回申し込みをする手間がかかります。
2.賠償責任補償の手厚さ
損害賠償金は、ゴルフに関する損失で最も高額になる可能性があります。過去にはボールがキャディの目にあたって失明してしまい、損害賠償金3,000万円が命じられた例もあります。
3.高価なゴルフ道具の損害をカバーできるか
ゴルフ用品の補償金額は10万円~30万円のものがほとんどです。自身のゴルフ道具がすべて盗まれてもカバーできるように、購入金額と同額の補償を持つと安心です。
補償対象のゴルフ用品
- ゴルフクラブ
- ゴルフボール
- 距離計測器
- ゴルフバック
- ゴルフウェア
盗難はすべてのゴルフ用品が対象ですが、破損や曲損で補償されるのはゴルフクラブのみです。
またゴルフ用品ではない腕時計や財布、宝石などはゴルフ中に身につけていたとしても補償されません。
おすすめのゴルフ保険まとめ
ゴルフ保険は、ゴルフのプレー中に起きるケガや事故に備える保険なので、ゴルフをよくプレーされる人におすすめです。選び方に迷ったら加入期間を選べるタイプで探しましょう。
この記事の要点
- ゴルフ保険はゴルフのプレー中に起きるケガや事故に備える保険
- よくゴルフをする人でない限り、1日など短い期間で加入できるプランがおすすめ