チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムZ」の評判・口コミを保険のプロが解説

この記事ではチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムZ」の口コミや評判を紹介しています。特徴や保険料シミュレーションも紹介しているので、手早く知りたい人におすすめです。

この記事を監修した専門家

田沼 隆浩

株式会社エコスマート 事業開発責任者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

略歴

2004年から大手保険代理店で保険事業に従事。M&Aを中心に子会社社長などを歴任。2021年より株式会社エコスマートへ事業開発責任者として入社。保険セミナーの実績も多数あり。

終身ガン治療保険プレミアムZの商品概要

治療が長引きやすい抗がん剤の治療に対応

終身ガン治療保険プレミアムZはチューリッヒ生命が販売するガン保険です。

所定の抗がん剤治療を受けたとき、月ごとに一定額の給付金が受取れます。長引きやすい抗がん剤の治療にも月ごとのまとまった給付金で対応できます。

自由診療となる抗がん剤の治療に備えられる

健康保険が適用されない自由診療による所定の抗がん剤治療を受けた場合は、最高月額120万円の給付金を受取れます。高額になりやすい抗がん剤の治療費に備えられます。

通院の保障が手厚い

特約を付加することで退院後の通院と入院前の通院をサポートします。ガン通院給付金の金額は1日につき5,000円〜3万円の間で設定できます。

終身ガン治療保険プレミアムZの特徴

  1. 長引きやすい抗がん剤の治療にはまとまった給付金で対応できる
  2. 自由診療となる抗がん剤の治療にも最高月額120万円の給付金で備えられる
  3. 退院後の通院だけでなく入院前の通院もサポートする

月払保険料例

年齢男性女性
30歳2,245円2,465円
40歳2,995円3,055円
50歳4,215円3,735円
60歳5,770円4,415円
基準給付月額20万円(Ⅰ型)、ガン先進医療特約(Z06)付加、ガン診断特約(Z03):ガン診断基準給付金額50万円付加、保険期間・保険料払込期間:終身(保険料は2024年4月1日現在のものです。)

保障概要

保障内容概要お支払い額
抗がん剤治療給付金
【基本保障】
ガンの治療を直接の目的として、公的医療保険制度の給付対象となる所定の抗がん剤が処方・投与される治療を受けたとき給付金(基準給付月額)をお支払いします。(主契約通算120ヶ月分限度)月額20万円
自由診療抗がん剤治療給付金
【基本保障】
ガンの治療を直接の目的として、所定の抗がん剤が処方・投与される次のいずれかの治療を受けたとき給付金をお支払いします。
①欧米で承認され、かつ公的医療保険制度対象外の治療
②先進医療または患者申出療養による療養であること
処方・投与を受けた月ごとに(通算12ヶ月限度)(主契約通算120ヶ月分限度)
月額40万円
※Ⅰ型を選択した場合
ガン先進医療特約(Z06)
【特約】
・ガンの治療を目的として、所定の先進医療による療養を受けたとき所定の先進医療にかかる技術料と同額(通算2,000万円限度)のガン先進医療給付金をお支払いします。
・ガン先進医療給付金の支払われる療養を受けたとき1回につき20万円のガン先進医療支援給付金をお支払いします。
・ガン先進医療給付金:所定の先進医療にかかる技術料と同額(通算2,000万円限度)
・ガン先進医療支援給付金20万円(同一の先進医療の療養につき1回)
ガン診断特約(Z03)
【特約】
次のいずれかのガンと初めて診断確定されたとき、また前回のガン診断給付金のお支払いから2年を経過した日の翌日以後に、ガンの治療を直接の目的として入院をしたときガン診断給付金を支払う
[ガンの病期分類と給付倍率]
①:上皮内新生物/ガン診断基準給付金額の0.1倍
②:TNM悪性腫瘍Ⅲ期(ステージⅢ)のガン/ガン診断基準給付金額の1.0倍
③:TNM悪性腫瘍Ⅳ期(ステージⅣ)のガンおよび特定のガン/ガン診断基準給付金額の1.5倍
④:② ③ 以外のガン/ガン診断基準給付金額の0.5倍
(回数無制限)
ガン診断基準給付金50万円

終身ガン治療保険プレミアムZはどんな人におすすめ?

終身ガン治療保険プレミアムZは、特約を付加することで女性特有のガンの保障が手厚くなるので、乳ガンや卵巣ガンなどに心配を抱える女性におすすめです。

終身ガン治療保険プレミアムZがおすすめな人

  • ガンに不安を抱えている人

特約の選び方

終身ガン治療保険プレミアムZの特約を選ぶ際にチェックしておきたいポイントを専門家が紹介します。

特約の種類

終身ガン治療保険プレミアムZの特約は8種類あります。

特約            内容
悪性新生物保険料払込免除特約(Z03)初めてガン(悪性新生物)と診断確定されたとき以後の保険料の払込みは免除される
ガン先進医療特約(Z06)・ガンの治療を目的として、所定の先進医療による療養を受けたとき所定の先進医療にかかる技術料と同額(通算2,000万円限度)のガン先進医療給付金を支払う
・ガン先進医療給付金の支払われる療養を受けたとき1回につき20万円のガン先進医療支援給付金を支払う
ガン通院特約(Z03)ガンの治療を直接の目的として入院をし、その入院前後の一定期間にガンの治療を目的として通院したとき1日につき 5,000円〜3万円(1,000円単位)のガン通院給付金を支払う
ガン診断特約(Z03)次のいずれかのガンと初めて診断確定されたとき、また前回のガン診断給付金のお支払いから2年を経過した日の翌日以後に、ガンの治療を直接の目的として入院をしたときガン診断給付金を支払う
[ガンの病期分類と給付倍率]
①:上皮内新生物/ガン診断基準給付金額の0.1倍
②:TNM悪性腫瘍Ⅲ期(ステージⅢ)のガン/ガン診断基準給付金額の1.0倍
③:TNM悪性腫瘍Ⅳ期(ステージⅣ)のガンおよび特定のガン/ガン診断基準給付金額の1.5倍
④:② ③ 以外のガン/ガン診断基準給付金額の0.5倍
(回数無制限)
ガン治療特約・ガンの治療を直接の目的として、公的医療保険制度の給付対象となる所定のホルモン剤が処方・投与される治療を受けたときホルモン剤給付金を支払う(ガン治療特約を通算して600万円限度)
・ガンの治療を直接の目的として、所定のホルモン剤が処方・投与される次のいずれかの治療を受けたとき自由診療ホルモン剤治療給付金を支払う
①欧米で承認され、かつ公的医療保険制度対象外の治療
②先進医療または患者申出療養による療養であること(通算12ヶ月限度、ガン治療特約を通算して600万円限度)
・ガンの治療を直接の目的として入院または通院をし、公的医療保険制度の給付対象となる所定のガン性疼痛緩和の療養を受けたときガン緩和療養給付金を支払う(通算12ヶ月限度、ガン治療特約を通算して600万円限度)
・ガン治療を目的としたがん診療連携拠点病院等への入院または通院で、医科診療報酬点数表または歯科診療報酬点数表の算定対象となる治療を行い、その治療と同一の月に所定の抗がん剤治療・ホルモン剤治療・手術・放射線治療・緩和療養を行っていないときガン治療関連給付金を支払う
(通算12ヶ月限度、ガン治療特約を通算して600万円限度)
ガン手術特約(Z03)・ガンの治療を直接の目的として、公的医療保険制度の給付対象となる所定の手術または造血幹細胞移植を受けたときガン手術給付金を支払う(回数無制限)
・ガンの治療を直接の目的として、次のいずれかの手術を受けたとき(同一日に複数の支払事由に該当した場合は、それぞれの給付金をお支払いします。)
①乳房観血切除術
②子宮摘出術
③卵巣摘出術
④子宮・子宮附属器にかかる手術(②③を除く)
⑤乳房再建術(①を受けたことによる手術)
・ガンの治療を直接の目的として、所定の放射線治療を受けたときガン放射線治療給付金を支払う(回数無制限)
ガン入院特約(Z03)ガンの治療を直接の目的として入院したときガン入院給付金を支払う(日数無制限)
ガン診断後ストレス性疾病特約(Z03)ガンと診断確定された後5年以内に、所定のストレス性疾病と診断されたときガン診断後ストレス性疾病給付金を支払う(1回限り)

おすすめの特約

ガン診断特約(Z03)がおすすめです。初めてガンと診断されたときや、ガン診断給付金が支払われた後2年経過後にガンの治療で入院したときにガン診断給付金を受取れます。ガンの種類やステージによって給付金の金額が変わるので、進行が進んだガンの治療にも備えられます。

ガン診断給付金の給付倍率
①:上皮内新生物/ガン診断基準給付金額の0.1倍
②:TNM悪性腫瘍Ⅲ期(ステージⅢ)のガン/ガン診断基準給付金額の1.0倍
③:TNM悪性腫瘍Ⅳ期(ステージⅣ)のガンおよび特定のガン/ガン診断基準給付金額の1.5倍
④:② ③ 以外のガン/ガン診断基準給付金額の0.5倍

終身ガン治療保険プレミアムZでおすすめの特約

  • ガン診断特約(Z03)は、進行が進んだがんの治療にも備えられる

保険料シミュレーション

ケース1:30歳男性の保険料

条件

抗がん剤治療給付金月額20万円(基準給付月額)
自由診療抗がん剤治療給付金(Ⅰ型)月額40万円
保険期間終身
保険料払込期間終身
付帯特約ガン先進医療特約(Z06)、ガン診断特約(Z03):ガン診断基準給付金額50万円
月払保険料2,245円
(保険料は2024年4月1日現在のものです。)

ケース2:30歳女性の保険料

条件

抗がん剤治療給付金月額20万円(基準給付月額)
自由診療抗がん剤治療給付金(Ⅰ型)月額40万円
保険期間終身
保険料払込期間終身
付帯特約ガン先進医療特約(Z06)、ガン診断特約(Z03):ガン診断基準給付金額50万円
月払保険料2,465円
(保険料は2024年4月1日現在のものです。)

チューリッヒ生命の特徴

チューリッヒ生命保険株式会社は、チューリッヒ・インシュアランス・グループの日本における生命保険事業の主要拠点として1996年に開設した日本支店の会社形態を日本法人へ変更し、2021年4月より営業しています。
主に働き盛りの世代からシニア世代の方々に、「革新的な保障性商品」と「高品質なサービス(Z.Q.:チューリッヒ・クオリティー)」を乗合代理店、銀行窓販およびインターネットなど、「お客様にとって利便性の高い選択権の活かせるチャネル」を通じて、ご提供しています。

まとめ

終身ガン治療保険プレミアムZは、治療が長期にわたることで医療費が高額になりやすい抗がん剤での治療を保障するので、ガンに不安を抱えている人におすすめです。

この記事の要点

  • ガンに不安を抱えている人におすすめ
  • ガン診断特約(Z03)がおすすめ

このページの情報は商品の概要を説明しています。ご契約の際にはご契約に関する重要事項(契約概要・注意喚起情報)、ご契約のしおり・約款を必ずご確認ください。

募補05570-20240415