この記事では専門家が独自に評価した、おすすめの留学保険やお得で安いプランを紹介しています。保険の仕組みや、メリット・デメリット、どんな人におすすめか解説しています。
留学保険を探していると、こんなお悩みありませんか?
手厚い保障で安い保険プランはないの?
そもそも留学保険に入る必要あるの?
そんなお悩みを解決するために、この記事では保険の専門家が10項目以上の観点から比較したおすすめの保険やお得で安いプランを紹介します。
留学保険とは
留学保険とは、海外留学中の病気やケガ、生活用動産の盗難に備えるための保険です。病気やケガの治療費、事故をしたときや盗難にあったときの損害費用を補償します。
留学保険の仕組み
留学保険では補償されない費用
留学保険には、保険が適用されない治療費があります。特に歯の治療費は、補償対象外の留学保険が多いです。
留学保険適用外の治療費例
- 虫歯や歯槽膿漏などの歯の治療費
- 妊娠、出産、早産、流産などに対する費用
特約を付けることで、上記の治療費をカバーできる商品もあります。
歯の治療中に留学を開始する人は、歯科疾病を補償する特約のある商品がおすすめです。
留学保険はこんな人におすすめ
留学保険は、このような条件に当てはまる人におすすめです。
留学保険がおすすめな人
- 留学中の病院やケガの高額な治療費に対する保障がほしい人
- 生活用動産の盗難に備えたい人
- 留学中の不安をできるだけ減らしたい人
留学保険の補償内容
留学保険の補償内容は、大きく3つに分けられます。
留学保険の補償内容
- 病気やケガの治療費用、入院費用への補償
- 生活用動産の盗難被害への補償
- トラブルが起きた場合の個人賠償責任補償
病気やケガの治療費用、入院費用への補償
留学中の病気やケガに対する、治療費や入院費を補償します。アメリカやヨーロッパなどの海外では、日本と保険制度が異なり、治療費は高額になりやすいです。
病気やケガの治療費への補償は、数百万単位で持つのが基本です。
生活用動産の盗難被害への補償
財布や携帯、パスポート等が盗まれた場合の損害を補償します。海外は、日本に比べて、治安の良くない国が多くあります。
盗難被害への補償は、所持品の総額で持っておくのがおすすめです。
トラブルが起きた場合の個人賠償責任補償
留学中に他人にケガを負わせてしまったり、他人の物を壊してしまった場合の損害を補償します。個人賠償責任補償は、基本補償として扱われることが多いですが、基本補償に付加する特約の一種です。
賠償金額は、場合によっては高額になりやすいので、個人賠償責任補償特約としてあらかじめ保険内容に含まれていることが多いです。
留学保険の人気の特約には、個人賠償責任補償のほかに歯科疾病特約、緊急一時帰国費用、一時帰国中補償などがあります。主契約の病気やケガの補償に、必要な分だけ特約を付けることで保険料のムダをなくせます。
留学保険の主契約と主な特約
特約を付けると保険料は高くなるので、損害が高額になりやすい個人賠償責任補償特約を優先して付けるのがおすすめです。
留学保険のメリット
留学保険のメリットは主に3つあります。
留学保険のメリット
- メリット1:留学中の金銭面の不安を和らげる
- メリット2:提携先の医療機関では、負担なく治療が受けられる
- メリット3:手厚いサポートが受けられる
メリット1:留学中の金銭面の不安を和らげる
留学保険に加入すれば、高額な治療・入院の費用、盗難による被害、他人への損害賠償責任に備えられます。
特に留学中の資金が限られている人におすすめの保険です。
メリット2:提携先の医療機関では、負担なく治療が受けられる
保険会社と病院が提携している場合は、病院の窓口で立替払いをせずに、キャッシュレスで治療が受けられます。
キャッシュレス提携病院での医療費と補償の関係
メリット3:手厚いサポートが受けられる
留学保険に加入すれば、現地での通訳サポートなどのサービスを受けられます。
留学保険のサポートの例
- 病院にかかる際に通訳を手配してくれる
- 万が一のトラブルをアシストする24時間電話サービス
英語や現地の言葉が苦手な人におすすめのサービスです。
留学保険のデメリット
留学保険のデメリットは主に3つあります。
留学保険のデメリット
- デメリット1:長期契約の手続きは時間がかかる
- デメリット2:インターネット申込みの場合、補償内容が限られている場合がある
- デメリット3:保険料が高い
デメリット1:長期契約の手続きは時間がかかる
長期の留学保険を契約する場合、手続きは基本的に郵送なので、少なくとも1週間ほどの時間がかかります。長期契約をする場合、留学直前に申し込みをしても間に合いません。
長期契約を申し込みたい人は、出発の1カ月以上前から申請するのがおすすめです。
デメリット2:インターネット申込みの場合、補償内容が限られている場合がある
インターネット申込みだと設定できる保険金額の上限が低いなど、補償内容が限られている場合があります。ただし、インターネット申込みは、郵送での申し込みに比べて、手続きが早く終わります。
申し込みが留学出発の直前になった人は、インターネットで素早く申し込みをしましょう。
デメリット3:保険料が高い
日本の保険会社の留学保険に加入した場合、海外の保険で留学保険と同じ補償を持った場合に比べて、保険料は高いです。ただし、日本語でのサポートの方が安心という人は、保険料が高くても日本の保険会社の留学保険がおすすめです。
海外の保険は、申し込みや請求における言語がすべて外国語です。
留学保険の選び方
留学保険のプランを選ぶ際にチェックしておきたいポイントを専門家が紹介します。
1.治療費・救援費の補償金額をいくらに設定するか
海外での治療費は高額になりやすいので、治療費の補償金額は3,000万円~無制限のうち設定するのがおすすめです。
2.キャッシュレス医療が使えるか
保険会社と現地の病院が提携している場合、医療費の立替払いをせずに済む、キャッシュレス医療が使えます。留学先に持っていく資金が限られていて、立替払いが困難な人は、自分の滞在先の病院と提携している保険会社を選ぶのがおすすめです。
3.現地の保険会社か、日本の保険会社か
留学時の補償を持つ場合、「現地の保険」と「日本の留学保険」の2択があります。
現地の保険 | 日本の留学保険 | |
---|---|---|
保険料 | 安い | 高い |
契約するタイミング | 留学中いつでも可能 | 留学出発前の加入が必須 |
保険期間の延長 | できる | できない |
対応言語 | 現地語 | 日本語 |
現地の保険は、手続きなど全て現地語での対応になるので上級者向きです。またキャッシュレス医療が使えない保険が多いので、こだわりがなければ手厚いサポートがある日本の保険会社で加入するのがおすすめです。
おすすめの留学保険まとめ
留学保険は、海外留学中の病気やケガ、生活用動産の盗難に備えることができます。現地語が得意で保険料を抑えたい人は、現地の保険で留学中の補償を持つのがおすすめです。現地語に自信がない人は、日本の留学保険がおすすめです。
この記事の要点
- 留学保険は、海外留学中の病気やケガ、生活用動産の盗難に備えられる保険
- 現地語が得意で保険料を抑えたい人は、現地の保険で留学中の補償を持つのがおすすめ
- 「保険金額」「キャッシュレス医療が使えるか」「現地の保険会社か日本の保険会社か」の3点でプランを選ぶのがおすすめ