【2024年最新】20代向け個人年金保険おすすめランキング!男女別に人気プランを比較解説

この記事では専門家が独自に評価した、20代向けのおすすめ個人年金保険や、お得で安いプランを男女別に紹介しています。個人年金保険の必要性や、メリット・デメリット、どんな人におすすめか解説しています。

個人年金保険を探していると、こんなお悩みありませんか?

20代男性

20代で個人年金保険に入る場合、どうやって選んだらいいの?

20代女性

そもそも20代で個人年金保険に入る必要ってある?

そんなお悩みを解決するために、保険の専門家が10項目以上の観点から比較した20代におすすめの個人年金保険や、お得で安いプランを紹介します。

この記事を監修した専門家

田沼 隆浩

株式会社エコスマート 事業開発責任者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

略歴

2004年から大手保険代理店で保険事業に従事。M&Aを中心に子会社社長などを歴任。2021年より株式会社エコスマートへ事業開発責任者として入社。保険セミナーの実績も多数あり。

20代が備えておきたいリスク

20代は、老後が見えてくるころに老後の資金の準備を始めればよいと考えがちです。老後の生活を不安に感じながら過ごすよりも、保険料が安く済み、より多くの個人年金を手にすることができる20代のうちに加入しておくことをおすすめします。

20代が備えておきたいリスク

  • 公的年金の将来への不安
  • 老後の資金不足
エコスマ編集部

20代はまだ若く、年金についてイメージしにくいかも知れませんが、老後をゆとりのある生活にするために、老後の資産形成は重要です。

20代に個人年金保険は必要なの?

老後の資金準備を20代から始める人は増えつつあります。公的年金と預貯金・退職金だけで老後の生活費をまかなうのは不安だと考えている20代の人に、気軽に始められる個人年金保険はおすすめです。

個人年金保険の必要性が高い人

  • 公的年金の将来に不安を感じる人
  • 退職金が十分でない人
  • 老後に備えて貯蓄ができる自信のない人
エコスマ編集部

公的年金以外に老後の収入の見込みがある人や、公的年金が充分であれば個人年金保険の必要性は低いです。

保険料控除の条件

保険料控除には4つの条件があります。個人年金保険の検討と併せて必ず確認しておきましょう。

保険控除の条件

  • 年金受取人が契約者またはその配偶者であること
  • 年金受取人は被保険者と同一人物
  • 保険料の払込期間が10年以上であること
  • 確定年金や有期年金の場合、年金受取開始が60歳以降かつ受け取り期間が10年以上であること

20代で保険加入するメリット・デメリット

選び方を解説する前に、20代における個人年金保険のメリット・デメリットを確認しましょう。

20代で保険加入するメリット

個人年金保険のメリットは主に3つあります。

個人年金保険のメリット

  • メリット1:毎月の保険料が安い
  • メリット2:返戻率が高い
  • メリット3:所得控除を受けられる

メリット1:毎月の保険料が安い

20代のうちに個人年金保険に加入すれば、保険料支払期間が長くなりますが毎月の保険料は安く済みます。

メリット2:返戻率が高い

20代のうちに個人年金保険に加入すると加入期間は長くなります。資産運用期間も長くなるため運用成果も大きく、その結果返戻率が高くなります。

メリット3:所得控除を受けられる

生命保険料控除は、3つの枠に分かれています。一般生命保険料控除・介護医療保険料控除・個人年金保険料控除です。個人年金保険に加入すれば、個人年金保険料控除の枠を無駄にすることなく所得税・住民税の控除を受けられます。

年収300万円500万円 月払保険料3,000円7,000円 年間税額軽減額(目安)所得税1,400円4,000円 住民税2,300円2,800円 合計額3,700円6,800円

【引用】第一生命・個人年金保険ってご存知ですか?

エコスマ編集部

貯金が苦手な人でも、若いうちに個人年金保険に加入しておくことで老後に備えられます。

20代で保険加入するデメリット

個人年金保険のデメリットは主に3つあります。

個人年金保険のデメリット

  • デメリット1:預貯金とは違い融通が利かない
  • デメリット2:インフレになった場合に対応できない
  • デメリット3:所得控除に上限がある

デメリット1:預貯金とは違い融通が利かない

急な出費が必要になった場合、預貯金であれば使うことができますが、個人年金は老後に支給されるため、解約しない限り使えません。

デメリット2:インフレになった場合に対応できない

受取年金額は契約時に決めますが、老後にインフレなどで受け取る金額の価値が下がってしまう場合もあります。

デメリット3:所得控除に上限がある

iDeCo(個人型確定拠出年金)は保険料が全額所得控除になりますが、個人年金保険は上限があります。

エコスマ編集部

個人年金保険は、契約者貸付制度もありますが、原則、解約しない限り使うことはできないので、無理のない保険料での加入をおすすめします。

男女で個人年金保険の選び方は変わる?

個人年金保険は、男性と女性で選ぶ基準は変わらず、医師による診査や健康状態の告知も必要ありません。どのような点に注意して選ぶべきかまとめました。

個人年金保険の選び方

20代は、結婚・子育て・住宅購入などさまざまなライフイベントがあり、その度にお金が必要になってきます。趣味やレジャーなどの出費もあります。20代は収入・貯蓄共に少ない人が多いので、無理のない保険料で選ぶとよいです。

選び方のポイント

  • 老後までの期間
  • ライフイベント
  • 収入、貯蓄とのバランス

ライフスタイル別個人年金保険の選び方

ライフスタイル別に個人年金保険を選ぶ際にチェックしておきたいポイントを紹介します。

1.独身の場合

独身の間は保険料が負担にならなくても、ライフイベントが増えるごとに負担になってしまう場合があります。今後迎えるライフイベントに備えて貯蓄も必要です。途中解約すれば元本割れする可能性もあるため、払い続けられる保険料で加入するとよいです。

選び方のポイント

  • ライフイベントを想定する

2.子供がいる場合

20代で子供がいる人の多くは、子供がまだ小さく養育費・教育費などにあまりお金はかかりません。しかし子供の成長と共にお金がかかるので、家計を圧迫しない保険料で加入する必要があります。また、老後の生活費を子供が負担しないように加入しておくことをおすすめします。

選び方のポイント

  • 養育費、教育費に支障のない保険料
  • 子供に負担をかけない

3.共働きの場合

夫婦の働き方の形態によって受給できる年金の金額が大きく異なります。夫が主な収入源で妻がパートの場合、妻の平均収入は少なく、受給できる年金の金額も充分でない可能性があるため、個人年金保険で備えておくとよいです。

選び方のポイント

  • 夫婦の働き方の形態

4.シングルマザー・ファザーの場合

個人年金保険は全額所得控除にはならないため、手持ちのお金が減ることを避けたいシングルマザー・ファザーにはおすすめしません。しかし、20代で加入すれば返戻率は高いので、貯蓄する自信のない人は家計に負担が少ない保険料で加入するとよいです。

選び方のポイント

  • 貯蓄する自信のない人におすすめ

20代向け個人年金保険のおすすめプランまとめ

老後どれくらい公的年金を受け取れるのか、不安に感じている20代の人にとって、老後資金を着実に備えられる個人年金保険はおすすめです。継続的に老後資金を貯蓄できる自信のない人にとっても有効な手段です。

この記事の要点

  • 約40年後の公的年金に不安がある
  • 20代で加入すれば保険料は安く、返戻率が高い
  • 老後資金の貯蓄に自信がない人におすすめ