この記事では、保険の専門家がスキー保険の仕組みや種類、メリット・デメリット、自分に合ったプランの選び方をわかりやすく解説しています。どんな人にスキー保険がおすすめかも紹介します。
スキー保険を探していると、こんなお悩みありませんか?

当日でも加入できるのかな

スキー保険ってどんなトラブルを補償してくれるの?
そんなお悩みを解決するために、この記事では保険の専門家がスキー保険の補償内容と種類、メリット・デメリット、プランを選ぶときの3つのポイントを解説します。
この記事を監修した専門家
株式会社エコスマート
事業開発責任者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士
田沼 隆浩
2004年から大手保険代理店で保険事業に従事。M&Aを中心に子会社社長などを歴任。2021年より株式会社エコスマートへ事業開発責任者として入社。保険セミナーの実績も多数あり。
田沼 隆浩のプロフィールを見るスキー保険とは
スキー保険とは、スキーやスノーボード中のトラブルに備える保険です。ケガの治療費や遭難したときの救助費用を補償します。
警察庁によると、2025年(令和7年)の山岳遭難は発生件数3,122件・遭難者数3,623人で、遭難者数は統計が残る1961年以降で最多となりました。冬山でのスキーやスノーボード中の遭難も、救助が長引けば費用が高額になるおそれがあります。(出典: 警察庁「令和7年における山岳遭難の概況等」)
補償期間を1日から選ぶことができる掛け捨て型の保険です。
スキー保険のポイント
- 雪滑り中のトラブルへの備え
- 治療費や損害賠償金、遭難時の費用などをカバー
- 1日単位で加入可能
一緒に検討したほうが良い保険
スキー保険を検討する場合、傷害保険も合わせて検討しましょう。傷害保険はスキーに限らず、ほかのレジャースポーツでのケガも補償します。
傷害保険の特徴
| 保険名 | 特徴 |
|---|---|
| 傷害保険 | さまざまなレジャースポーツをする方向け |
ただし一般的な傷害保険の基本補償では、賠償責任や遭難したときの救助費用は補償されません(個人賠償責任特約などを付帯できる商品もあります)。
スキー保険と傷害保険の比較
| スキー保険 | 傷害保険 | |
|---|---|---|
| ケガでの手術・入院・通院 | ○ | ○ |
| 賠償責任補償 | ○ | × |
| スキー用品の盗難やスキー板の破損 | ○ | × |
| 救助費用 | ○ | × |
※傷害保険でも、個人賠償責任特約・携行品損害特約・救援者費用特約などを付帯できる商品があります(付帯できる特約は商品によって異なります)。

傷害保険の基本補償ではスキー中の遭難費用はカバーされません。遭難にも備えたい人はスキー保険が手軽です。
スキー保険はこんな人におすすめ
スキー保険はこのような条件に当てはまる人におすすめです
スキー保険がおすすめな人
- スキー中の損害に対する補償がほしい人
- 冬の季節だけスキーにいく人
- サマーゲレンデやグラススキーなど、雪のない場所でもスキーをする人
- スキーインストラクター

商品によっては夏のサマーゲレンデでの滑走も補償の対象になる場合があるので、加入前に補償範囲を確認しましょう。
スキー保険のメリット
スキー保険のメリットは主に2つあります。
スキー保険のメリット
- メリット1:1日単位で加入できる
- メリット2:スキー中のリスクにまとめて備えられる
メリット1:1日単位で加入できる
スキー保険は、契約期間を1日から設定できます。日帰りや1泊2日のスキー旅行にあわせて加入すれば保険料のムダをなくせます。

冬に1,2回スキーに行く人も気軽に入れる保険です。
メリット2:スキー中のリスクにまとめて備えられる
スキー中のケガや遭難したときなど、さまざまなリスクにまとめて備えられます。
スキー保険の主な補償(スキー・スノーボード中に限る)
- ケガの治療費
- 相手への損害賠償
- 持ち物の盗難、破損
- 遭難したときの救助費用
スキーやスノーボードはスピードが速いので、事故を起こすと治療費や損害賠償金が高額になるケースが多いです。
スキー保険のデメリット
スキー保険のデメリットは主に2つあります。
スキー保険のデメリット
- デメリット1:掛け捨てで貯蓄性がない
- デメリット2:危険エリアの事故は補償されない場合がある
デメリット1:掛け捨てで貯蓄性がない
スキー保険は掛け捨ての保険なので、補償を受けなければ保険料がムダになります。年に2~3回しかスキーをしない人は、なるべく保険料のムダをなくすため、スキーに行くたびに短期で加入するのがおすすめです。
デメリット2:危険エリアの事故は補償されない場合がある
スキー中でも、バックカントリーなど整備されていないエリアでの事故や遭難は対象外としている商品が多いです。またスリルを求めて、禁止エリアを滑った場合も対象外の可能性があるので注意しましょう。
バックカントリーとは
レジャー用に整備されていない手付かずの自然エリア
スキー保険の選び方
スキー保険のプランを選ぶ際にチェックしておきたいポイントを専門家が紹介します。
1.スキー・スノーボードをする頻度に合わせる
スキー保険には短期補償の「旅行保険型」と長期補償の「レジャー保険型」の2つがあります。
旅行保険型とレジャー保険型の比較
| 旅行保険型 | レジャー保険型 | |
|---|---|---|
| 契約期間 | 1日~1週間 | 1年 |
| 保険料 | 300円~1000円 | 3000円~4000円 |
| 対象 | スキーのみ | レジャー全般 |
| メリット | レジャー保険型に比べると保険料が安い | 1回の申し込みで1年補償、途中での解約可能 |
| デメリット | 毎回申し込みが必要 | 旅行保険型に比べると保険料が高い |

レジャー保険型は年の途中でも解約でき、未経過期間分の保険料が戻る場合があります(返還額は商品や解約時期によって異なります)。
スキーやスノーボードに行く回数は、年に数回ほどという人が多いです。1シーズンに数回スキーを楽しむなら旅行保険型、スキー以外にもさまざまなレジャースポーツをするならレジャー保険型がおすすめです。
2.自分のスキルにあった補償を選ぶ
スキー保険は、初心者・中級者・上級者ごとに重視する補償が変わります。
重視する補償
- 初心者:ケガと損害賠償の補償
- 中級者、上級者:遭難の補償
スキーが上達するにつれて、山奥のゲレンデやバックカントリーなどのハイリスクなスキーを楽しむ人が増えます。管理されていない区域での遭難は、救助が長引きやすいです。長引く遭難もカバーできるように遭難補償は300万円以上に設定するのがおすすめです。
スキルごとの必要補償


バックカントリーでの遭難は対象外としている商品もあるので、保険に入っていても危険なエリアでのスキーは控えるのがおすすめです。
3.初心者はオプションサービスもチェック
スキー保険には、付帯サービスとして示談交渉の代行サービスがあります。初心者はスキーに慣れていないため、人とぶつかるリスクが高くなります。他人に損害をあたえてしまった場合に、難しい話し合いをプロに任せられます。

24時間いつでも対応してくれる商品が多いので、遅い時間にスキー事故を起こしても安心です。
スキー保険の選び方まとめ
スキー保険は、スキーやスノーボード中のケガの治療費や遭難したときの救助費用などを補償する保険です。そのため冬の季節だけスキーに行く人やスキーインストラクターの人におすすめです。スキーの頻度と自分のスキルに合わせて保険を選ぶのがおすすめです。
この記事の要点
- スキー保険はスキーやスノーボード中の事故に備える保険
- 冬の季節だけスキーに行く人やスキーインストラクターの人におすすめ
- スキーの頻度と自分のスキルに合った補償プランを選ぶのがおすすめ
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