この記事では専門家が独自に評価した、おすすめの自賠責保険やお得で安いプランを紹介しています。保険の仕組みや、メリット・デメリット、どんな人におすすめか解説しています。
自賠責保険を探していると、こんなお悩みありませんか?
手厚い保障で安い保険プランはないの?
そもそも自賠責保険を自分で選ぶことはできるの?
そんなお悩みを解決するために、この記事では保険の専門家が10項目以上の観点から比較したおすすめの保険やお得で安いプランを紹介します。
自賠責保険とは
自賠責保険とは、自動車事故における被害者に対しての損害賠償を補償する保険です。全ての自動車に加入が義務付けられている強制保険です。自賠責保険に加入せずに一般道を走ると、法律で罰せられます。
自賠責保険の仕組み
自賠責保険のポイント
- 自動車事故における被害者に対しての損害賠償を補償する保険
- 加入が義務付けられている強制保険
- 加入せずに運転すると罰則がある
- 自動車の購入店などで手続きをするほかに、自分でも加入可能
一緒に検討したほうが良い保険
自賠責保険を検討する場合、自動車の任意保険もあわせて検討しましょう。任意保険は、加入が自由にできる保険で、自賠責保険でカバーできない物に対する損害賠償などもカバーしてくれます。
任意保険の主な種類と特徴
保険名 | 特徴 |
---|---|
対人賠償保険 | 相手を死亡させたり、ケガをさせた場合に保険金が支払われる |
対物賠償保険 | 相手の車や物を壊した場合に保険金が支払われる |
人身傷害保険 | 自分が死亡したり、ケガをした場合に保険金が支払われる |
自賠責保険で人に対する補償、任意保険で物に対する補償を持つのがおすすめです。
自賠責保険を自分で選ぶことはできる?
自賠責保険は、自分の好きな保険会社で加入できます。
自賠責保険を自分で選んだ方が良い人
- すでに加入している任意保険のプランがあり、保険会社を揃えたい人
- 任意保険に入る予定があり、自賠責保険と任意保険の保険会社を揃えたい人
- どの保険会社を利用するか決めている人
同じ保険会社で加入すると、任意保険の割引が効く場合があるので、保険料を抑えたい人は、自賠責保険と任意保険の保険会社を揃えるのがおすすめです。
自賠責保険の保険料と保険金額
自賠責保険は、保険料・保険金ともに金額が決められており、保険会社の違いによって金額に差は出ません。ただし保険料は、一括払いにすると、トータルの保険料が安くなります。
自賠責保険の保険料・保険金のポイント
- 保険料・保険金の金額は法令で決まっており、保険会社ごとの違いはない
- 一括払いであれば、保険料を抑えられる
- 補償される保険金額には限度がある
自賠責保険の保険料は、契約する月数によって金額が決められています。一括払いの月数は、車検の月数に合わせて選択するのがおすすめです。
自賠責保険の保険料一覧
車種・保険期間 | 37か月契約 | 36か月契約 | 25か月契約 | 24か月契約 | 13か月契約 | 12か月契約 |
---|---|---|---|---|---|---|
普通乗用車 | 27,770円 | 27,180円 | 20,610円 | 20,010円 | 13,310円 | 12,700円 |
軽自動車 | 27,330円 | 26,760円 | 20,310円 | 19,730円 | 13,150円 | 12,550円 |
二輪車(250cc~) | 11,390円 | 11,230円 | 9,440円 | 9,270円 | 7,440円 | 7,270円 |
二輪車(125cc~250cc) | – | 11,960円 | – | 9,770円 | – | 7,540円 |
原付 | – | 10,590円 | – | 8,850円 | – | 7,070円 |
※250cc以下の二輪車、原付は48か月契約・60か月契約もあります。
自賠責保険の保険金の限度額
自賠責保険の保険金額は、被害の程度によって支払われる限度額が決められています。限度額以上の損害賠償は自己負担となるので、任意保険の加入が推奨されています。
被害の程度 | 保険金の限度額 |
---|---|
死亡 | 3,000万円 |
ケガ | 120万円 |
後遺障害 | 障害の等級に応じて75万円~4,000万円 |
自賠責保険でカバーできる損害・カバーできない損害
自賠責保険の補償は、人身事故を起こした場合の相手への損害のみ対象です。自身の治療費や車の修理代は、補償されません。
自賠責保険では補償されない損害
- 運転者自身の死亡やケガ
- 物の損害
- 単独事故の損害(例:塀に衝突してケガをしたなど)
運転者自身の治療費の補償がほしい人は、人身傷害保険もあわせて加入するのがおすすめです。
自賠責保険の選び方
自賠責保険のプランを選ぶ際にチェックしておきたいポイントを専門家が紹介します。
1.任意保険の割引があるか
自賠責保険と任意保険のどちらも同じ保険会社で加入した場合、任意保険に割引がある場合があります。保険料を抑えたい人は、割引後の保険料の安さで選ぶのがおすすめです。
2.ディーラーなど信頼できる所で手続きをする
自賠責保険は、加入し忘れて運転すると刑事罰や免許停止などの重い罰が課されます。加入し忘れが怖い人は、ディーラーや車検の実施店に、自賠責保険の手続きを任せましょう。
ディーラーや車検の実施店も慣れているので、自賠責保険の手続き方法がわからない人におすすめです。
おすすめの自賠責保険まとめ
自賠責保険は、強制で加入する必要のある保険です。自賠責保険だけでは、十分な補償を得られないため、任意保険も検討しましょう。任意保険も同時に加入する場合、保険料を抑えたい人は、任意保険の割引がある保険がおすすめです。
この記事の要点
- 自賠責保険は強制で入る必要のある保険
- 自身のケガや物に対する補償は自賠責保険の補償対象外
- 自賠責保険と任意保険の両方に加入することで割引のあるプランがある
- 保険料を抑えたい人は、任意保険の割引がある保険がおすすめ