この記事では専門家が独自に評価した、50代向けのおすすめ生命保険や、お得で安いプランを男女別に紹介しています。生命保険の必要性や、メリット・デメリット、どんな人におすすめか解説しています。
生命保険を探していると、こんなお悩みありませんか?
50代で生命保険に入る場合、どうやって選んだらいいの?
そもそも50代で生命保険に入る必要ってある?
そんなお悩みを解決するために、保険の専門家が10項目以上の観点から比較した50代におすすめの生命保険や、お得で安いプランを紹介します。
50代が備えておきたいリスク
50代になると認知症の発症率は上昇傾向にあり、介護のリスクを考える必要がでてきます。また、がんの罹患率は40代と比べて約2倍です。がんのリスクへの充分な保障も必要です。これまで健康に自信があった人も、病気に対する備えは大切といえます。
年齢別に見た若年性認知症の推定患者数(人口10万人当たり)
【参照】厚生労働省「若年性認知症の実態等に関する調査結果の概要及び厚生労働省の若年性認知症対策について(表)年齢階層別若年性認知症有病率(推計)」
50代が備えておきたいリスク
- 介護のリスク
- がんのリスク
65歳未満で発症する認知症は「若年性認知症」と呼ばれ、働き盛りの50代に多いといわれています。
50代に生命保険は必要なの?
50代は子供の進学費などで出費がピークになる年代です。なるべく保険料の負担を減らしたいですが、子供がいるからこそ医療保険や介護保険で万が一の備えが必要です。さらに、老後に向けて個人年金保険などで老後資金を備えておくことも大切です。
生命保険の必要性が高い人
- 家族のいる人
- 家のローンがある人
- 老後やセカンドライフを考える人
子供にまだまだ教育費のかかる場合、養育費・教育費のための充分な備えが必要といえます。子供が独立していれば、お葬式代と老後の生活費だけの備えでよいといえるでしょう。
50代で保険加入するメリット・デメリット
50代における生命保険のメリット・デメリットを確認しましょう。
50代で保険加入するメリット
生命保険のメリットは主に2つあります。
生命保険のメリット
- メリット1:万が一に備えられる
- メリット2:定年前に収入が低下した場合に備えられる
メリット1:万が一に備えられる
50代は認知症の発生率が上昇傾向にあり、がんの罹患率も一気に跳ね上がります。子供の教育費がピークを迎える人も少なくありません。さらに家のローンの返済もある人は万が一の備えを充分にしておくことで、安心して仕事に専念できます。
メリット2:定年前に収入が低下した場合に備えられる
50代は早めの役職定年や再雇用を迎え、収入が低下する人もいるでしょう。保険料も年々上がり、さらに持病ができると保険に加入すること自体難しくなります。50代の健康であるうちに保険に加入するメリットは大きいといえます。
50代は、収入に対して医療費やその他の出費が高くなるリスクが高まる年代です。
50代で保険加入するデメリット
生命保険のデメリットは主に2つあります。
生命保険のデメリット
- デメリット1:毎月の保険料がかかる
- デメリット2:持病があれば保険料は高くなる
デメリット1:毎月の保険料がかかる
50代は子供の進学費用や家のローンの返済などお金がかかる年代です。老後に備えて貯蓄も必要になってくるため、毎月の保険料は家計の負担に感じられる人もいるでしょう。しかし、病気やケガのリスクの高まる50代にとって、万が一の備えは大切といえます。
デメリット2:持病があれば保険料は高くなる
50代になると持病のある人も少なくありません。持病があると保険に入りづらくなり、入れたとしても保険料は高くなります。
男女で生命保険の選び方は変わる?
生命保険は男性と女性で選ぶ基準が異なります。どのような点に注意すべきかまとめました。
男性の場合の選び方
がんの罹患率は、40代までは女性の方が高い傾向にありますが、50代からは男性の罹患率が急上昇します。そのため、がん特約のある保険を選ぶのがおすすめです。また女性と比べて男性の方が入院数が多い傾向にあるので、入院時の保障の手厚い保険を選ぶと良いでしょう。
選び方のポイント
- がん特約
- 入院保障
女性の場合の選び方
男性と比べた場合、病気やケガなどで通院する人数は、女性の方が圧倒的に多い傾向にあります。保険に加入する際は、通院でも給付金のおりる保険を選ぶことをおすすめします。また、子宮がんなど女性特有のがん特約のある保険を選ぶと良いでしょう。
選び方のポイント
- 通院保障
- 女性特有のがんに備える
ライフスタイル別生命保険の選び方
ライフスタイル別に生命保険を選ぶ際にチェックしておきたいポイントを紹介します。
1.独身の場合
独身の人は養う家族はいないため、高額な死亡保障は必要ありません。親の生活費の負担や、介護をしている場合は、自分自身の病気やケガなど万が一の場合に備えて保険を選ぶと良いでしょう。
選び方のポイント
- お葬式代
- 親の世話、介護をしている場合
2.子供がいる場合
50代は子供が大学に進学している場合も多いため、教育費がピークを迎えている人も少なくありません。病気やケガなど万が一の場合に必要な生活費・教育費を賄うための保障を充分に備えておく必要があります。
選び方のポイント
- 教育費
3.共働きの場合
夫婦の働き方の形態によって保険選びは異なります。夫の収入が主な収入源で妻がパートの場合、夫の医療保険に加え、終身保険も備えておき、万が一の遺族保障を持つ必要があります。
選び方のポイント
- 収入源である方には医療保険と死亡保険
4.シングルマザー・ファザーの場合
50代の人の子供は、高校生や大学生であることが多く高額な教育費用がかかる傾向にあります。病気やケガに加えて、死亡の場合でも続けて学校に通えるだけの充分な備えが必要です。亡くなった場合の養育費や教育費を終身保険でカバーできるように備えましょう。
選び方のポイント
- 子供の養育費、教育費
- 遺族年金での不足分
50代向け生命保険のおすすめプランまとめ
50代は40代と比べて、認知症やがんなどの病気やケガのリスクが高くなります。教育費や家のローン返済もあり、家計に余裕のない人も多いでしょう。老後に備えて貯蓄をする必要もあります。余分に保険料を払うことのないように保障内容を検討することをおすすめします。
この記事の要点
- 認知症やがんのリスクに備える
- 老後のための貯蓄を準備する
- 限られた収入の中で保険料を充分に検討する