株式会社エコスマートは、農林水産省の推進する「野菜を食べようプロジェクト」の野菜サポーターに賛同しています。ビタミンやミネラル、食物繊維、機能性成分が豊富に含まれる野菜を食べて、毎日元気に過ごしましょう。

詳しくは農林水産省の公式サイトをご覧ください。
農林水産省「野菜を食べようプロジェクト」

野菜の健康効果について

健康を維持するために野菜は欠かせない食べ物ですが、具体的にどんな効果があるのでしょうか。栄養素や効能などを1つずつ見ていきましょう。

ビタミンとミネラルが豊富

野菜にはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、免疫力の向上やエネルギー代謝を助けます。特にビタミンA、ビタミンK、ビタミンE、ビタミンB6、ビタミンC、葉酸、カリウムは野菜から摂取することが多いです。

食物繊維の摂取

野菜には食物繊維も多く含まれます。食物繊維は「ヒトの消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体」と定義され、腸内環境を整え、便秘の解消や大腸がんのリスクを減少させます。

抗酸化作用

ピーマンなどに代表される抗酸化力の高い野菜を摂取することにより、ポリフェノールなどの抗酸化物質が老化防止や病気予防に役立ちます。

低カロリー

野菜は総じて低カロリーの食材です。カロリーが低いにもかかわらず満腹感を得やすく、ダイエットにも効果的です。

野菜1日摂取目標量は350g

厚生労働省が定めている健康指標「健康日本21」では、「野菜1日摂取量350g」を目標値に掲げています。
これは、生活習慣病などを予防し、健康な生活を維持するための目標値の一つです。
令和元年国民健康・栄養調査よると、20歳以上の野菜摂取量の平均値は、男性288.3g・女性273.6gとなっており、目標を達成できていません。

目標350gを達成するために

野菜の摂取量の平均値より、1日に男性は61.7g・女性は79.4gの野菜が不足しています。
普段の食事で、毎食サラダや野菜が主材料の小鉢を1皿以上、1日5皿以上を目安に摂取するとよいでしょう。

出典:厚生労働省e-ヘルスネット

また、野菜だけではなく、ごはんや肉・魚などの食品を組み合わせて食べることが大切です。
野菜の摂取量を意識することで、全体的な食事のバランスを意識することにつながります。
健康な生活を維持するために、野菜1日350g以上の摂取を目指しましょう。

野菜を使ったおすすめ料理の紹介

野菜を食事に摂り入れたくても、毎日の献立に悩んでしまいますよね。
そこで、野菜を使ったおすすめ料理を紹介します。
野菜を使った料理は、栄養満点で体に優しいだけでなく、彩り豊かで食卓を華やかにしてくれますので、是非参考にしてみてください。

たけのこご飯

春の味覚を楽しむのにぴったり!

材料(4~6人分)
  • 新たけのこ… 1本(正味300g)
  • 米… 3合
  • 大根… 1/3本
  • 油揚げ… 1枚
  • 水… カップ2+1/4
  • うす口しょうゆ…45ml
  • 酒…45ml
  • 木の芽…適量
  • 塩…小さじ1弱
作り方【調理時間45分】
  1. 大根はすりおろし、おろし汁カップ1を用意する。同量の水、塩小さじ1弱とともにボウルに合わせる。大根おろしはそのまま食べたり、料理に使う。
  2. たけのこは縦半分に切って皮をむき、さらに半分に切って1cm厚さに切る。1のボウルに入れて30分以上浸す。
  3. 米は洗い、ヒタヒタの水に15分間浸し、ざるに上げて15分間ほどおく。
  4. 油揚げはフードプロセッサーにかけて細かくする。熱湯をかけてきつく絞って油抜きをする。
  5. 炊飯器の内釜に3と〇、4を入れて軽く混ぜ、水で洗った2をのせて(水加減をしてから、たけのこをのせて)普通に炊く。ざるにあげている間に米が表面の水を吸収するので、米と同量の水分量(水と調味料とで540ml)で炊いてよい。また、あらかじめ吸水させているのであれば「早炊きモード」で炊いてもよい。
  6. 炊きあがったら全体をほぐし、器に盛る。木の芽を添える。

みんなのきょうの料理」で紹介されているレシピです。

栄養マメ知識

たけのこは栄養豊富な食材で、以下のような健康効果があります。

  1. たんぱく質:たけのこにはたんぱく質が含まれており、筋肉や臓器の構成成分として重要です。
  2. カリウム:カリウムが豊富で、体内の余分な塩分を排出し、むくみや高血圧の予防に役立ちます。
  3. チロシン:たけのこに含まれるチロシンは、脳を活性化させる働きがあり、集中力を高める効果があります。
  4. 食物繊維:不溶性食物繊維が多く含まれており、便通を良くし、便秘の予防に効果的です。

たけのこは低カロリーでダイエットにも適しているため、健康的な食生活に取り入れるのにぴったりです。

とりとキャベツの回鍋肉(ホイコーロー)風

材料(2人分)
  • とりもも肉…大1枚
  • 玉ねぎ…1/4個
  • キャベツ…380g
  • 塩・こしょう…各少々
  • ごま油…小さじ2
  • おろししょうが…1/5かけ分(小さじ1/2)
  • みそ・みりん…各大さじ1
  • しょうゆ…大さじ1/2
  • 砂糖…小さじ1
作り方【調理時間20分】
  1. 玉ねぎは1cm幅のくし形切りにし、キャベツはざく切りにする。とり肉は一口大に切り、塩、こしょう各少々をふる。
  2. フライパンにごま油小さじ2を中火で熱し、とり肉を皮目を下にして入れ、約3分焼く。
  3. 上下を返してフライパンの端に寄せ、あいたところに玉ねぎを入れて約2分炒める。キャベツを加えてふたをし、約2分蒸し焼きにする。
  4. ふたを取って約1分炒め、合わせておいた〇を加えて味をからめる。

レタスクラブ」で紹介されているレシピです。

焼きなす

なすは6月〜9月が旬の夏野菜で暑い夏の時期の熱った身体を内側から冷やす効果が期待できます。

材料(2人分)
  • なす… 3個
  • しょうが… 1かけ
  • 削りがつお・しょうゆ…各適量
作り方【調理時間20分】
  1. なすはがくのつけ根にグルリと切り目を入れてがくを切りそろえる。しょうがは皮をむいてすりおろす。
  2. グリルに並べて強火で焼く。少しずつ回して皮がパリパリになるまで全面をよく焼く。
  3. 冷水に一瞬ひたしてさまし、水をふいて手で皮をむく。食べやすく切って皿に盛り、削りがつおをのせて、1のしょうがを添える。

レタスクラブ」で紹介されているレシピです。

栄養マメ知識

なすは約90%が水分と言われ、栄養がないと思われやすいですが、実は「食物繊維の宝庫」。
一般的な大きさのナス1本あたり(120g)で食物繊維は2.6g含まれています。その他にもカリウム、ポリフェノールも含まれています!

ミニトマトのハニーマリネ

暑い夏におすすめの1品です。

材料(3人分)
  • ミニトマト…16個
  • オリーブオイル…大さじ1
  • はちみつ…大さじ1
  • 酢…大さじ1/1/2
  • 塩…ひとつまみ
作り方【調理時間15分】
  1. ミニトマトのヘタを取り洗って、ヘタの反対側に爪楊枝で穴を開けておく。
  2. ミニトマトをボウルに入れ、熱湯を注ぎます。
  3. 熱湯を入れると皮が剥けてくるのでミニトマトを冷水に移します。
  4. 冷水から取り出し、ミニトマトの皮を剥いていきます。するっと簡単に剥けます。
  5. 皮を剥いておいたミニトマトを入れ蓋をして冷蔵庫で半日から1日置いたら器に盛る。

レシピサイトNadia」で紹介されているレシピです。

小松菜の味噌汁

材料(4人分)
  • 小松菜… 4 株
  • 水… 3カップ
  • 和風顆粒だし… 小さじ山盛り1
  • 味噌… 大さじ2
作り方【調理時間10分】
  1. 小松菜は3cm長さのザク切りにし、葉と茎に分ける。
  2. 鍋に水と和風顆粒だし入れて火にかけ、煮立ったら、1の小松菜の茎を加えてサッと煮る。みそを溶き入れ、1の小松菜の葉を加えてひと煮立ちさせる。

味の素パーク」で紹介されているレシピです。

栄養マメ知識

小松菜はカルシウム、ビタミンC、鉄が豊富ですが、特にカルシウム量は牛乳100ml(コップ1/2杯)に比べて小松菜100gあたりの方が多くなっています!

たっぷり白菜と鶏のしょうがスープ

冬の体調管理におすすめ!生姜でぽかぽかに!

材料(2人分)
  • 白菜…1/4個(400g)
  • 鶏挽肉…100g
  • しょうが…50~60g
  • 塩…適量
  • サラダ油…大さじ2
作り方【調理時間25分】
  1. 白菜は横に5cm幅に切り、軸は縦に2cm幅、葉は大きければ切る。
  2. しょうがは1/4量をせん切りにしてとっておき、残りはすりおろす。小さめのボウルに、すりおろしたしょうが、ひき肉、塩小さじ1を入れ、水カップ1を加えて混ぜ合わせる。
  3. 鍋に白菜の軸、葉を順に入れ、水カップ1、サラダ油大さじ2を回しかける。ふたをして中火で5分間煮る。
  4. ふたを取り、2のひき肉を均一に回しかける。ヒタヒタになるまでさらに水を足し、弱火にして10分間ほど煮る。仕上げにせん切りにしたしょうがを散らす。

みんなのきょうの料理」で紹介されているレシピです。

ほうれんそうと豚ひき肉の炒め物

貧血対策に!

材料(4人分)
  • ほうれん草…2ワ(400g)
  • 豚ひき肉…150g
  • 白こしょう (粒/砕く)…小さじ1
  • サラダ油…大さじ1
  • 酒…小さじ1
  • 塩…小さじ2/3
  • こしょう…少々
  • しょうゆ…大さじ1
作り方【調理時間10分】
  1. ほうれんそうはきれいに洗って長さを2等分(長ければ3等分)に切り、茎のほうは縦半分に切る。
  2. フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、白こしょうをいためて香りを出す。豚ひき肉を入れて強火でほぐすようにいため、カリカリになったら、ほうれんそうの茎、葉先の順に加えていためる。
  3. 茎がしんなりしたら酒小さじ1、塩小さじ2/3こしょう少々で味を調え、鍋肌からしょうゆ大さじ1を加えていため合わせる。

みんなのきょうの料理」で紹介されているレシピです。

栄養マメ知識

ほうれん草の赤い根元は切り落として捨ててしまう方が多いのではないでしょうか?
ほうれん草の根元の赤い部分にはアントシアニンという色素が含まれており、動脈硬化や老化の予防に効果が期待されていますので、刻んで一緒に食べてみて下さい!